スマートガーデンでは、【騒音(物理的な音)問題】と【煩音(感情的なしこり)問題】のふたつを解決します。
※詳しくは「園の騒音問題を本気で解決します」をご覧ください。
まずは、《実際に発生している園児の声》を通りにくくして物理的に減音する、【騒音問題】の解決について。
これは【㈱スマートガーデンの防音塀】を設置することで大きな効果があります。
【㈱スマートガーデンの防音塀】は園児特有の高い声を防ぐ防音塀です。
その特徴を5つご紹介します。
- 【㈱スマートガーデンの防音塀】は、現在の騒音が半分に感じられる!
- 【㈱スマートガーデンの防音塀】は、境界ギリギリに設置できる
- 【㈱スマートガーデンの防音塀】は、遮音と吸音を兼ね備えた木製の防音塀
- 【㈱スマートガーデンの防音塀】は、光を採り入れる3層ポリカーボネート
- 敷地形状や騒音レベルに合わせた最適な設計
1. 現在の騒音が半分に感じられる
【㈱スマートガーデンの防音塀】は、その防音性能の高さが特長で、平均で10デシベルの減音が可能です。
10デシベル下がると体感する音の大きさは《半分》になると言われているので、大きな防音効果が期待できます。
園児たちが発する高い声は《うるさく》感じます。
その理由は、これは人間を含む動物の親が子どもの危険に気づけるように、他の音よりも注意を引く周波数になっているから。
同じ音の大きさでも、周波数の高い音は大きく聞こえ、低い音は小さく聞こえるのです。
生物としては正常のことなのですが、現代の暮らしでは【騒音問題】として取り上げられるようになってしまいました。
しかし、周波数の高い音は低い音に比べて《遮蔽物で減音しやすい》という特徴もあります。
遮蔽物の高さ・材質・音の発生源・音の発生方向・敷地形状・近隣住居との位置関係などを計算した上で適切な遮蔽物を設置することで、園児の声が漏れるのをかなり抑制することができます。
【㈱スマートガーデンの防音塀】は
- 高い周波数の音をブロックする基本3mの高さ。
- 遮音と吸音を兼ね備えた、木製の防音塀。
- 計画段階で音の発生源と方向を測定。
- 勾配があっても曲がりくねっていても狭小地でも設置できる柔軟なカスタマイズ性。
- 対応すべき近隣住居との位置関係を最優先にした設計
といった特徴を持つ、騒音問題に悩む園向けの防音塀です。
2. 境界ギリギリに設置できる
強風による風圧は、柱を通じて基礎に伝わります。
そのため、通常の塀よりも【大きく頑丈な基礎】にしなければ基礎部分から倒壊し、園児やスタッフ・保護者・通行人・近隣住居に対し、取り返しのつかない被害を出してしまうことになります。
それを防ぐため、一般的には地中の基礎部分の《中心》に柱を建てます。
境界線ギリギリに基礎を作ったとしても、実際に柱が立つのはその中心ですから、どうしても境界線の間に大きな隙間(10cm~20cmほど)ができます。
この隙間は完全なデッドスペースとなり、
- 落ち葉やゴミが溜まり
- 雑草が生い茂り
- 野良猫などの小動物の通り道になり
- 害虫や雑菌の繁殖にも繋がります。
敷地に余裕がない住宅地の園にとって、ひとつも良いことがありません。
この問題を解決すべく、【㈱スマートガーデンの防音塀】は独自の【偏芯基礎】にて設置。
基礎の中心ではなく境界線ギリギリに防音塀を設置できるため、デッドスペース問題を根本的に解決します。
偏芯基礎を可能にする《ジオグリッド》
偏芯基礎であれば、強度もありながら敷地ギリギリに防音塀を設置できます。
その偏芯基礎を可能にするのが《ジオグリッド》です。
《ジオグリッド》は、クラレが世界に誇る高強力合成(ビニロン)繊維を特殊樹脂でコーティングしたもので、高い耐アルカリ性を有し、地中では紫外線劣化がなくバクテリア等に対して抵抗性が高く、長期に亘って物性低下がありません。
数多くの施工実績だけでなく、三重大学や大阪市立大学との共同研究や、大和ハウス工業研究所での実験等で信頼性が評価されています。
これらの偏芯基礎施工により、㈱スマートガーデンの防音塀は【42m/s】までの強風に耐えられます。
3. 遮音と吸音を兼ね備えた木製の防音塀
●遮音+防音+環境にやさしい木製防音塀
【㈱スマートガーデンの防音塀】は、吸音性のある木材で作られます。
使用する木材は、ヒノキやスギの間伐材に防腐・防蟻性能をもつ薬液(水溶性木材保存剤)を加圧注入し乾燥させたもので、木材に塗布ではなく加圧注入をするため木材内部まで薬液が浸透し、防腐・防蟻効果が長持ちします。
また、ヒ素やクロム化合物を含まない、JIS及びJAS規格の安全な防腐・防蟻剤となっており、クリーンウッド法合法伐採認証材や間伐材(全国森林組合連合会より《間伐材マーク》使用の認定を取得)を使用することで環境保全や林業の再生等にも貢献しています。
4. 光あふれる3層ポリカーボネート
特に住宅密集地の園に高さ3mもの防音塀を設置した場合、音だけでなく光も遮ってしまいます。
せっかく音を防いでも園内が暗くなってしまっては効果が薄れます。
【㈱スマートガーデンの防音塀】は、外部からの光を採り入れるために一部にポリカーボネートを使用。
ポリカ部分は3層構造になっており、採光性を保持しながらも防音効果も損なわない工夫が施されています。
5.敷地形状や騒音レベルに合わせて最適な設計
【㈱スマートガーデンの防音塀】は、敷地形状や騒音レベル、近隣住居との位置関係など、園によって異なる条件に合わせた設計・施工が可能です。
●騒音測定①(ヒアリング時)
同じ場所から同じ音が継続的に出る工場などとは違い、園児の声は発生源も音量もその時々でバラバラです。また敷地の形状や近隣住宅の立地条件によっても音の伝わり方は大きく変わります。
【㈱スマートガーデンの防音塀】では、どんな防音塀を設置すればいいのかをご提案する前に現地にてヒアリングを実施。その際、実際にどれぐらいの音がどこから発生しているのか、騒音測定器を使用して数値として記録。さらに騒音の苦情が出ているお宅に訪問し、外部に漏れ出ている音の大きさも記録。その上で最適な防音塀のプランを作成します。
●騒音測定②(防音塀設置後)
工事完了後、設置した防音塀でどれぐらい減音できたのかを再度測定し、客観的なデータとして記録します。苦情が出ているお宅でも再度計測することで、実際の減音効果を目に見える形でご説明できるようになります。
●地盤調査(表層部分のN値を測定)
防音塀を設置する場合、まず設置する土地の地盤の状態を測定する必要があります。その状態は”N値”という数値で表され、N値によって柱に必要な強度が求められます。測定は業者にボーリング調査を依頼するのが一般的ですが、通常ボーリング調査では地下1mより深いところしか測定しません。しかし防音塀の基礎は通常地下60~70cmなので、スマートガーデンでは、1mまでの地盤(N値)を測定できる装置を独自開発。
防音塀の強度を保証するための明確なデータを収集した上で、設計に取り掛かります。
●構造計算
風や地震に強い防音塀を建てるためには、根拠に基づいて強度を算出することが不可欠です。【㈱スマートガーデンの防音塀】では、敷地形状、風の当たり方、音の発生源、近隣住宅との位置関係など一軒ごとに異なる状況に合わせて、詳細な数値を収集。そのデータを元に《一級建築士》が最適な防音塀の計画を行います。
●資材は園児のいない時間帯に搬出入
園での大規模な工事や資材の搬出入には最大限の配慮が必要です。
【㈱スマートガーデンの防音塀】では、園児の登園時間帯を避けて資材の搬出入をしたり、休日に工事を行うことも可能です。私たち施工側の都合ではなく、あくまで園児や園の皆様の負担が少ない工事・資材搬出入を心掛けています。
ここまでが、実際に音を減らすための【騒音対策】です。
しかし、【園の【騒音問題の解決】に本気で取り組みます】でも述べたように、ここまでやっても騒音問題は半分しか解決できません。
なぜなら、騒音問題は実際の音の大きさとともに《感情の問題》でもあるからです。
実際に音は小さくなっているのに「まだうるさい!」「全然効果がない!」と理不尽とも思えるクレームが繰り返される。
これを【煩音(はんおん)問題】と言い、減音とは別の対応をしなくてはなりません。
【㈱スマートガーデンの防音塀】では、この【煩音問題】の解決もサポートいたします。