騒音問題は、音そのものではなく感情の問題

皆さんは【煩音】(はんおん)という言葉の意味をご存知でしょうか?

辞書で調べると

心理的に不快な音のこと。騒音とは異なり、音量はそれほど大きくなくても、聞く人の心理状態や人間関係などの要因によって煩わしく感じられる音。隣人同士の争いの原因となることが多い。

とあります。出典:デジタル大辞泉(小学館)

《実際の音の大きさ》や《甲高さ》による【騒音問題】は、【㈱スマートガーデンの防音塀】にて減音対策をすることで、物理的な対応が可能です。

しかし【煩音問題】は、いわば《感情の問題》です。

仮にまったく同じ音量であっても、それをうるさいと感じるかどうかは非常に主観的であり感情的。

音があまり大きくなくとも、相手との人間関係や自分の心理状態で【煩わしく感じてしまう】ため、現代の住宅環境での騒音トラブルの殆どが【煩音問題】とも言われています。

この感情から生まれる【煩音問題】は、残念ながら防音塀による物理的な減音だけでは解決できないのです。

担当する園長やスタッフが心の病になることも

近隣から騒音に対するクレームが入った場合は、理事長や園長、そして園のスタッフが対応にあたることがほとんどです。

クレーム対応には専門のスキルが必要です。

子どもたちを笑顔にすることが本業である園の関係者が、敵意を持っている方に対して円満に交渉することは至難の業です。 このクレーム対応が原因で、心の病になってしまったり、離職をしてしまう先生や保育士が多いことはよく知られています。

夢を持ってこの仕事に就いたスタッフが本業以外のストレスで辞めてしまうのは、少子化問題を抱える日本にとっても大きな損害です。

【煩音問題】の解決は、当事者だけでは難しいことも

「言った言わない」「やったやっていない」の水掛け論になりがちな煩音問題は、すでに心理的なしこりがある当事者間では解決が難しくなりがちです。

そこでスマートガーデンでは、【㈱スマートガーデンの防音塀】の設置と並行して、問題となっている近隣住民の方へのヒアリングを行い、園と近隣住民の間に立って煩音問題の解決方法を探ります。

弊社が持つ【煩音問題解決ノウハウ】は、過去28年間にわたりゼネコンからの依頼で住宅地の近隣騒音対策を行なってきた実績と経験がベースになっています。

《近隣住民とのコミュニケーション》を積極的に図って感情の裏側にあるボトルネックを見つけ出し、双方の落とし所を一緒に考えます。(園側のちょっとした行動で大きく改善することも多々あります)

もちろん人間の感情は数学のように計算できるものではありませんし、過去の行き違いが蓄積されているケースも多いため、弊社がサポートをしてもどうにもならないこともあります。それでも近隣住民の「ここまでやってくれてありがとう」という小さな感謝が、煩音問題解決の大きな一歩になることは間違いありません。

スマートガーデンでは、

1.防音塀の性能により実際の音を減らしながら
2.長年培ってきた近隣対策ノウハウで、《うるさいと感じる心そのもの》の雪解け

を目指します。